他人の福祉が許せない人たちへ
「福祉の支援者からこんなことをされて悲しかった。でも現状の支援者の待遇も良くないから向上させてほしい。それで福祉サービスの質が向上してくれたら嬉しい」
と言っている障害当事者に向かって
「利用者のことを真に考えている支援者なんていない!甘い汁を吸わせるな!お前は当事者の敵だ!」
みたいなことを言ってくる障害当事者さんがたまにいますけど、
「あなたが良い支援者に出会えなかったのはあなたの不運だしあなたも救われてほしいけど、だからって他の全然関係ない支援者や利用者から福祉の道を奪っていい訳ないでしょう」
としか言いようがないです。
きっとなにか福祉に関してすごくしんどい目に遭ったんだろうしそれには同情するけど、でもその言い分って重度訪問介護が必要で支援者の成り手が少なかったり質の問題について本当に命懸けで困っている人たちのことも考えてないよねと思う。
福祉の質の低下が死に直結する人たちいっぱいいるよ。
つらい気持ちを抱えながら他者を思いやらねばならないのは苦しくて難しいことだよ、でもだからって同じ弱者に投げかけるべきではない言葉は沢山あると思う。
そして支援者を罵倒し続ければ福祉の質が上がる訳でもない。
いつかあなたにも救われてほしいから、私は福祉の向上を望む。