昨日こちらのシンポジウムにユーザーズアクションの川村有紀共同代表がシンポジストとして参加したので私も聴きに行きました
宮城県精神医療センターの移転問題にも触れ、ファンク氏からは「当事者を置き去りにした施策はブロックするべきだ」など踏み込んだ発言もいただき、当事者としてとてもエンパワメントされました

世界保健機関(WHO)の精神保健福祉法制度・政策ユニットの責任者ミシェル・ファンク氏講師「地域に根差した精神保健福祉改革について考えるシンポジウム」
senben.org/archives/10503

WHOミシェル・ファンク氏のシンポジウム、一番心に残ったのはレジュメにあった「無差別ということばでした
「反差別」で差別に抗う事ももちろん大事ですが、やはり「無差別」であると私も思いました
そして、精神障害者の施設・病院への強制収容を撤廃するのは、努力目標ではなく批准している国にとって義務であるという事も
学びがとても多かったです

同時に思ったのは、まだ本邦では精神障害当事者を中心に置いた議論ではなく、当事者の周辺でケアに当たっている支援者を中心に物事を考えているということ
精神障害者は周辺の人々から「厄介ごと」として主体性を剥奪、というより主体性を持ったことが未だない状態が現状なのだなと再認識しました
精神障害者が意見を言って「ここにいるぞ」と知らしめていかねばならないです
道のりは遠いけれど必ず実現する

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またWHOでは精神障害者本人中心の考えにパラダイムシフトするための教材を動画で配信しているそう
日本語翻訳は遅れているそうですが、英語版のリンク張ります

youtube.com/watch?v=2iXeCmatYY

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