考えさせられるツイートを読んでしまったな。
英語圏の人達にとって今まで馬鹿売れするアーティストってもれなく英語ネイティブだったから文化説明とかまして好きな理由とかをいちいち伝える必要はなかっただろう。コンサートが完売、チャート一位、街中で飽きるほど聴く、ってだけで済んだ話が、異文化圏のアーティストってなると、それらしい公明正大な理由があるとファン以外の人々に了解を得る作業がはいる。
その作業で取り上げられるのが”メッセージ性のある歌詞や社会貢献活動”。音楽の話題ではなくて時事(文化・社会)になっちゃうんだな。もちろんその歌詞や活動に救われた人はたくさんいるだろうけど、その歌でない歌が好きだって、ビジュアルが好きだって、コンサートが好きだって、好きは好きだ。その時事ニュースばかりが取り上げられることにため息がでるファンがいてもおかしくはない。
スポーツで推しチームがあるファンになぜ好きかときいて回るニュースはなかなかないだろうし、そこで好きな理由が自分のトラウマを払拭してくれたと答えるファンもそうそういないことを思うと、なかなか不可思議な現象だ。
世界のではなくて人間の自然環境が、か。