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荻上チキ『もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル』2013、新潮社
当事者の話と、概念の解説の補足、というかんじ。「結婚してから自分がポリアモリーだと気づいた」とか「結婚すれば治ると思った」あたりの話、このへんの話題で聞く話すぎてしんどかった  
あと嫉妬とコンパージョン(好きな人が他の人を好きで/他の人に好かれていて嬉しい、みたいな感情)のあたり、そういうのもっと読ませてもっと。になった 興味があります 人間の感情に興味があるから…(?)(こういう興味の持ち方するということと並行して、そもそも現実社会がモノガミーを前提としすぎててクソ、ということはあり、ていうかモノガミーも今このままを保存していいものじゃ全然ねえだろ、の個人的な気持ちもあり…)

だから、ポリアモリーと制度の話のところで、結婚制度もっと簡素化するべきでは?と思ってるひとの話があって、せやな。になったりしていた
あと、そもそも恋愛感情って何なの?の話をしがち人間なので、今もまだ独占欲とか嫉妬とかを定義に含められがちな「恋愛」について、少なくとも「自分一人がいい」「相手一人がいい」とかでなくても明確に「これが恋愛だ」という気持ちになるひとはいるんだよな、そのひとたちにとっての「恋愛」って何なのかの言語化、正直聞きたいな、て思った

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