ベトナムの選挙のいいなと思うところ
・選挙は5年に一度の国家級イベント。この日に中央政府・自治体議会の選挙をぜんぶやる。議員が亡くなっても補欠選挙はやらない、国会は一院制なので、「え?また選挙あるの? なんの選挙?」みたいな事にはならない。

・国家級イベントなので選挙が来ると全国5市48省の津々浦々に「投票に行こう!市民の義務です!」というようなプロパガンダポスターが溢れかえる。

・投票は抹消線式。候補者の名が全部書かれた票を受け取り、不適格と思う人の名前を消して投票。

・投票率は95%以上とかなんとか

ダメなところ
・代理投票が認められており、家族の誰かが全員分投票するとかが横行している。

@Tonbi_ko
質問:選挙の結果、実際に不適格(=落選?)になる候補者がいますか?いるとしたらどれくらいいますか?

そこまでは知りませんが、現在499議席のうち486人の議員がおり(13名がどこに行ったかは知らない)、472名が共産党、14名が野党だそうです。

また、前回の国会議員選挙立候補者は、党中央推薦203名・党地方支部もしくは自薦が663名で、うち女性は393名、非共産党は74名、少数民族は185名、563名が修士博士以上・293名が大卒・10名が非大卒だそうです。

@Tonbi_ko
投票率が高くても、追認するだけになっているのではないか、ということです。その13名が落選した人なのかもしれませんね。あまりにたくさん落選して議員定数に不足が多すぎても困るでしょうし。抹消率がどれくらいで落選になるのかも重要ですね。候補者に高学歴の人が多いことはわかりました。

@Tonbi_ko
あ、なるほど、その数字はよく見ていませんでした。半数近くが落選しているのですね。

やっぱり多くの日本人は社会主義国をそういう目で見ているんですね。

@Tonbi_ko
最初の「そこまでは知りませんが」に引きずられました。あ、知らないのね、と、思って、次の数字で考えてしまいました。

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@Tonbi_ko
と言うよりもですね、「抹消式」だと言うので、社会主義国よりも、つい、日本の最高裁判事の国民審査をイメージしてそれにつられてしまいました。

日本の最高裁の場合、実際にはこれまでだれも罷免されていませんよね?

それから「✕」が過半数に達した場合という規定があって、さらに得票率が1%を下回った場合は、罷免されないという規定もある。それが、ベトナムの場合はどういう仕組みになっているのか、ということも考えました。

ベトナムの抹消式の場合には、抹消率ではなくて、その選挙区で抹消数が一番少ない人から当選する、ということなのでしょうか。そして、どんなに抹消数が多くても、選挙区の定員を満たすまで当選になるのか、最低基準があるのか?など考えました。

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