暴支膺懲という言葉を見かけて「今に日本も戦前と同じ体制に戻り、中共に戦争を仕掛けて占領・植民地化しようとするだろう」みたいな話をした気な印象だったが、同じ口が「日本はアメリカのポチ」って話もしていて、一体どういうイメージで将来のヘル日本を思い描いてるんだろうって。
自民党を支持するマジョリティたる右翼が、戦前の家父長制度を法で裏付けすることで、搾取側の立場に立つ人間が末永く安定して搾取構造を守ることが出来る国家を目指している、って所には異議はないけれど、「あの戦争」に敗北した日本は米国の覇権を認めて、その「ポチとなる」事も選んでいる。
右翼(一部民族系を除く)は最強の権威者、権力者として米国を認めているので、その時点で戦前とは大きく異なった国のあり方を選んでいるだろう。
また、右翼が敵と見做している中国は、戦前とは全く異なり軍事的にも経済的にも超大国となっていて、右翼でも最も頭が悪い者でなければ「戦争に訴えて従える」事など考えられなくなってきている。