フュリオサの感想続き
ラストシーンが好きになれなかった理由は結構明確にあって、一つはどんなフィクションでも拷問がどうしても嫌なこと。
もう一つは、病気で動きたくても動けないけど頑張って生きてる人を知ってること。
まあでも、創作は自由なものだから私にとって不快な表現でも誰かにとって救いかもしれないし、どんなものでも「そう作るべきじゃない」とは思わない。
「こう見るべき」「こういうメッセージを読み取るべき」とも思わない。
見た人が知らないうちに受け取っていたものが何年もかけてその人を変えていくこともあるかもしれない。
そもそも自分が戦争や犯罪で身内を亡くしてたらアクションや犯罪映画全般が苦痛かもしれないし。
要は、フューリーロードほど夢中にはなれなかったけど作品としてありだと思うし、他の人がどこをどう好きかも自由さ、と思う。