「古典の内容を現代に生かす」「古典でも現代でも変わらない普遍的なものを見抜く」って頭の働かし方はすてきだと思う。ただこれだけだと「現代」が絶対視されて、それを批判的に検討する余地があまり生まれない気がする。せっかく「現代」と異なる行動原理から書かれる「古典」を読むなら、「この古典はどんな常識で読むべきか」「常識はどんなふうに変わるのか、現代の常識の限界はどこか」みたいな観点を入れてもいいのでは
人間の時代を超えた普遍性、みたいな巨視的な視点自体は重要だと思う。上の感想は、それをやったうえで……というイメージ
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