古典を「現代が受け取るべきありがたい教訓」として読むのは、さまざまな注釈を考えてきた古典読解の実態をふまえていないし、「読む」という行為を歪めることになるという指摘。

伊崎孝幸(2022)「国語教育における『論語』の教材価値について-解釈の多様性を手掛かりとして-」『教育実践学研究』27、pp.59-71
cir.nii.ac.jp/crid/13905732428

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この論文をタネにして、温故知新の教科書解説と注釈本を比較する活動をしてみた。だいたい論文と同じような発見が学生自身の口から出てきてくれたのでよかった。

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