5年前の明治大学博物館特別展示「立体錯視の最前線」から5年 東京経済大学での学術講演会で杉原先生のご講演を聞くことができました 質疑応答では、カメラとは違う人間の目では脳がどう画像処理をしているのか錯覚の仕組みがわかったら事故が防げるかもというところまで発展、興味深い話がたくさん 今のAI技術を組み込んだロボットだったら人間のように錯視するでしょうとも (なんせ「学習」させてるもんね) 二科展で入選されたというう作品も含む先生の作品で作られたカレンダーをいただいてきました [参照]
目の錯覚が事故を起こしやすい
交差点での分岐角度への思い込みとか
目で見えることは限定的
脳心理学の先生とのやりとりでは、
一度思い込みでしまったら違う見方を受け入れようとせず、正しいと信じてしまって周りが何を言っても聞かないという心の病気に対し
錯視立体を見せることで気づきが得られるかもしれない、自分が見えてるものが正しくないかもしれないと、治療に役に立つかもという話もあった
方程式で像を導いてはいるものの、もともと数学の分野ではなく数理工学がご専門で、どうやtったら人間の暮らしに役に立つものが作れるのかというところからの研究だったらしい
研究者ってほんと目がキラキラしてて話を聞くの楽しいんだよなあ