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まぜんぼう③ 

つい先程の嫌な気配のこともあり、行きたくないなと思いましたが、勝手にライターを使ったことを叱られたくないと思い、勇気を出してライターを回収しに行くことにしました。

すると今回は特に何も感じず、パッとライターを回収してくることが出来ました。
もちろん井戸のほうは見ませんでした。

その晩、両親にハムスターを埋葬したことを報告すると、両親は私に元気を出すように言い、私もその言葉にほっとしたのを覚えています。

翌朝、私は再びハムスターのお墓へ線香をあげに行きました。しかし、ハムスターの墓は何者かによって荒らされていました。
墓穴が掘り起こされ、ハムスターの遺骸がなくなっており、ひまわりの種だけが散乱していたのです。

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