松本のいじめを笑いだと言い張る最近の芸風を見ていて思っていたけど、国語というほどではない、小学校くらいまでで身につくはずの自分の感情についての言語化能力はものすごく大事で。
自分の感情をうまく言語化出来ない人は、自分の怒りや不安を持て余して、暴力としてそれを表出するし、他人の感情も理解するのが難しい。
松本のコントでの不思議な違和感と、彼が一人で活動するようになってからの暴力的なルックスと、虐待の娯楽化は、彼の言葉の貧困と無縁ではないと思う。

人権とは何かが理解できてない人が多い本邦だけど、そもそも幼少期に自分の思いを語らせてもらい、聞いてもらえた経験が少ない人が多いんだと思うんよね。
年齢がある程度上がってからの「人権教育」も必要なんだが、国レベルでの初等教育以前の時期のサポートが貧弱なことが、この辺につながっているように思えてならんのですよ。