SNS -少女たちの10日間- 

個人的に驚いたのは小児性愛者は子供の裸に興味はなく、子供の世界に入り込んで交流することに魅力を感じるということ。ネット上で子供を狙う男を調査した結果、小児性愛者の割合は3~5%だったということ。つまり95%の性欲以外の感情が抜け落ちたただの異常者が己の性欲のために無知な(性知識が乏しいという意味ではなく、リスクを見通せる能力が乏しいという意味で)子供を利用しようとするという事実に戦慄した。

サポートに万全を期し守られた空間にいてさえ、まともな感性を持つ人間に会うと泣いてしまうほどに精神が参ってしまう状態なのだから、周りに相談できず後ろ盾のない多感な時期の子供にかかる負担を思うと命を経つ子供がいてもおかしくないだろうと思う。「おかしな人達を相手にしていたから感動してしまったの」という女優さんの言葉が凄惨さを物語っている。

児童虐待をしてきた男たちを問い詰めても、素知らぬ振りで自己保身に走り、挙句の果てに開き直って被害者面をする責任能力のなさには反吐が出る。

SNSの恐ろしさの側面として、このようなことに巻き込まれた場合に親は絶対に貴方の味方であり、貴方を責めることは絶対にないので相談をしてほしい。と伝えるなど、親子間の話し合いをするために親と同伴の元、子供に見せるのはいいかもしれないが、子供に一人で見せてはいけない。この映画は家族間の話し合いのために見たり、大人が現実を認識するために見るべきであって、子供にトラウマを植え付けるものになってはいけないと思う。

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モザイクがかかっているとはいえ男性器の画像は出てくるし、性的な目的で子供に近寄ってくる醜悪な人間が沢山登場してしんどいので、見る人は休憩しながら気を付けて見て欲しい。

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