Audible で「同志少女よ、敵を撃て」を読了。さすが本屋大賞を受賞しただけあり、リーダビリティは抜群で、グイグイ先に進まされた。
本の紹介文に「おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?」と書かれているのだが、この答えについて読んだ人と語り合いたい気持ちになった。私には短絡的な「アレ」が真の敵としか思えないのだが、他の人はどう理解したのだろう。
ただ、主人公は4年も戦場にいて生死が紙一重の戦火を潜り抜けたにしてはナイーブ(世間知らず)すぎる気がしたし、今から80年も前の第二次世界大戦時に本当にこんなことを考えたのだろうか?とその思考性が時代錯誤なのではないかと少々戸惑った。これは単に私側の知識不足のせいかもしれないが...。
次は「戦争は女の顔をしていない」を聴き、もう少し知見を得る予定。
@masakomaman Masako さん、わざわざお声がけありがとうございます、とても嬉しいです!
テーマや雰囲気は違いますが、どちらの本もとてもお勧めできる作品です。お時間は気になさらず、お読みになったらぜひご感想お聞かせくださいね。