2019年に刊行され世界的に話題になった「監視資本主義」を再読しています。

過日、まりぞうさん()も指摘されていましたが、当該本の中で指摘している内容を私なりに解釈すると、即ち、

SNSにとって重要なのは「成長戦略」の実現で、ユーザが書く内容は、真実であろうと、嘘やデマであろうと「等価(価値判断に値しない=同等性)」であり、アクティブユーザを増やせる内容だけが価値あるものとなる。

一方、ジャーナリストは、ニュースと分析を通じて真実と虚偽を区すること。つまり「同等性」を拒否するのが仕事。

つまり、マスク氏は商業SNSの本質を「正しく理解したCEO」とも言え、ジャーナリストはこの本質を理解しておかないと、彼の茶番に今後も振り回されることになる。

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だからこそ、経営者はつねに倫理観を持って判断しないといけないんですよね。

私がインタビューした世界的に有名なパブリック・リレーションズの権威、井之上喬教授もおっしゃっていて、彼が書いた本は、世界中の経営者たちから絶賛されているんですよね。
中国共産党も彼のいうパブリック・リレーションズの重要性を研究しているんですよ。

そして、なんと中国からも教えて欲しいと本がでたんですよ。
最も権威ある出版社から。

しかし、日本では大衆にはそれほど知らていないし、本当のパブリックリレーションズを知らない人が多いんですよ。

井之上さんは知る人ぞ知る人なんですよけどね。

youtu.be/TnEwO3tkagw

英語はさっぱりなので、日本語版を購入して読んでみます。

あー、これをもとに、もっと深く書いたのが英語版らしいですよ。
ちょっと内容が進化しているらしいです。

御本人いわく。

そうですか……(有り難うございます)

30年前にToeicを受けて、550点しか取れなかった私としては、英語は、論文をDeepLを使って読むだけで食傷気味なので止めておきます。

実をいうとこの英文の本についてゴーンさんが大絶賛されていて色々とこの話をインタビューで語ってくださったのですが、動画発信しようとしたその日、ゴーンさんが逮捕されて、この本の部分を全部カットしたんですよね。残念でした。

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