最近見た中で、一番よかった。
恋愛映画かと思ってたけど、結果全然そうじゃなかった。ヒューマンだった。
お金の描写にすごい生々しさがあって、刺さった。貧困を今で言うところの"自助"でなんとかしようとしておかしな感じになっちゃうのとか含めて。
スマホとか現代風にアレンジしてあったけど、予想としては20年くらい前のお話かなと思った。ファッション誌がバカ売れしていた時代。お金にかすかに心の繋がりを託してしまう（とわたしは感じた）ところは世間に現代社会より認められづらかった時代背景がある気もする。
あと友だち同士の会話がエッジが効いてて、テンポが速いの、二丁目っぽい。
後味はいいけど、ズドンとくる。これを愛と呼んでいいのかという迷いもわかると思った。確かに愛なんだけど。映像もよかったし、鈴木亮平がとにかくよかった。