(続く)→ 沖縄島南部東側の中城湾に臨む与那原町は、面積約5平方キロの小さな町ながら、戦前は交通と物流の要衝として栄えた場所。
子ども達は、町の繁栄を支えた「山原船」「馬車スンチャー」「軽便鉄道」に着目、祖父母や地域のお年寄りに取材して、その役割や当時の暮らしを調べていきます。
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学習の発表の仕方も、子ども達が班ごとにアイデアを出し、工夫を凝らします。
山原船の大きな絵を描く、歌やクッキーを作る、新聞や紙芝居で伝えるなど、実に創造性豊か。
何をどう学び、どう伝えるかを、子ども自身が主体的に考え実行する…そんな素晴らしい教育の実例が、ここにあります。