(続き)→ Ⅰ〜Ⅳ章では、中国武術の伝来から首里手・泊手・那覇手・上池流の発祥を考察、それぞれの始祖の逸話なども。
Ⅴ章では、様々な空手の型の名称からその源流を辿り、Ⅶ・Ⅷ章で具体的な型を解説。
空手の伝播を軸に展開する、文化的考察は圧巻。
著者の膨大な研究成果を集約した、渾身の一冊です。
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まめ書房では、他にも長嶺将真著『史実と伝統を守る―沖縄の空手道』、宮里栄一著『沖縄伝 剛柔流空手道』など、空手関連の新刊・古書をいくつか取り揃えております。
空手を学ぶ方はもちろん、武術の歴史や文化にご興味ある方は、ぜひご覧ください。