(続き)→ 8月に終戦を知らせようとした住民とその家族を、スパイ容疑で斬殺した久米島の日本軍部隊も、9月7日にようやく投降。
しかし沖縄県民の戦没者数は9月だけで2600人を超え、さらに10月まで投降を拒否した部隊の証言も。
また一方、米兵による女性への性犯罪も、すでにこの頃から多発していました。
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避難壕からの追い出しや幼児殺害・住民の食糧の強奪・捕虜の否定と強制集団死・マラリア発生地への強制疎開・スパイ容疑による殺害…。
沖縄戦では、米軍だけでなく日本軍も多くの住民を傷つけ、死に追いやりました。
「軍隊は住民を守らない」、この教訓を私達は決して忘れてはならないでしょう。