(続き)→ ①『沖縄の証言』では、沖縄島の療養所「愛楽園」を取り上げ、沖縄戦時の日本軍による患者の強制収容や、空襲による施設破壊・戦後の飢餓などを、体験者の証言を交え説明。
上陸した米軍に園を囲まれる緊迫した状況、患者の命より日本軍を優先する施策などが、生々しく浮かび上がります。
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②『20世紀の光芒』では、明治・大正から昭和初期にかけ、ハンセン病患者が受けてきた差別の歴史を解説。
沖縄の社会にもあった根強い偏見の実例が示され、暗澹たる気持ちに。
番組『隔離と戦禍』でも語られていた憲法13条「個人の尊重」の精神、これをまず私達自身が肝に銘じねばなりません。