1998年刊行、当時の沖縄音楽シーンに鋭く切り込んだ論評集『音の力』。
第一集『コザ沸騰編』と第二集『奄美/八重山/逆流編』が、久しぶりに揃って入荷しました。
研究者や評論家による深い音楽論、沖縄の名だたるプロデューサーやミュージシャンへのインタビューなど、読み応え充分です。
(続く)→

フォロー

(続き)→ 『コザ沸騰編』:巨大な米軍基地を抱え、70年代には”政治の時代”の中心だったコザ。
本書では冨山一郎・平井玄が沖縄/コザ論を、滝口浩が竹中労論、森田純一がてるりん論を展開。
またコザから民謡やロックの世界をリードしてきた普久原恒勇・知名定男・ビセカツ・宮永栄一らの貴重な証言も。
*
『奄美/八重山/逆流編』:八重山民謡の大工哲弘、ディアマンテスのアルベルト城間、ジャズ歌手の与世山澄子、ソウルフラワーユニオンの中川敬、そして仲里効・宮里千里・新城和博など沖縄の書き手達も参加。
ジャンルや地域を超えた論考が、沖縄と日本の関係を浮き彫りにします。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。