(続き)→ 圧倒的な戦力差により日本軍は敗走。
渡嘉敷島・座間味島・慶留間島などで、追い詰められた住民約300人が強制集団死(集団自決)。
手榴弾やカミソリ・縄などを用いて家族同士で命を奪い合い、阿嘉島では後にスパイの濡れ衣で日本軍に殺された老夫婦も。
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また本紙には、集団死に女性と子どもの割合が高かった事の背景に、当時の皇民化教育と家父長制社会の存在を指摘する論評も。
沖縄戦からは戦闘の恐ろしさだけでなく、軍隊の欺瞞や様々な差別も見えてきます。
その醜悪さから目を逸らさず、知り伝える事が現代の私達の責任ではないでしょうか。