沖縄出張で参加した古書の競り市には、本だけでなく書画なども出品される事があります。
こちらもそこで仕入れた、沖縄の版画家・儀間比呂志氏の版画作品。
青い花瓶に生けられた梅の花と、ジーファー(簪)を挿した女性のシルエットの組み合わせが印象的です。
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また、儀間氏は多くの絵本も手がけています。
岩崎書店の「ふなひき太良」「へこき三良」「赤いソテツの実」の三部作をはじめ、「みやらびのしま」「ねむりむし じらぁ」「鉄の子カナヒル」など、いずれもユーモアや冒険に満ちた、楽しいお話ばかり。
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大胆な彫り跡が生む力強い線と、鮮やかな色調が、キャラクターを生き生きと描き出します。
沖縄の風土や歴史、人々の暮らしが伝わる儀間氏の作品。
その魅力は、多くのファンの心を捉え、いつまでも色褪せる事はないでしょう。
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