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ちょっと古い、雑誌「民藝」が入荷しました。
写真左は①昭和五十年(1975)四月号、右は②昭和六一年(1986)八月号。
どちらも沖縄の工芸についての貴重な記事が掲載されており、価値ある冊子と言えるでしょう。
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金城次郎氏の大皿の表紙に目を奪われる①は、当時首里・金城町に開設したばかりの「日本民藝館 沖縄分館」を特集。
設立の趣旨や、なんと石垣島の1878年築の民家を移築したという経緯の説明と、その建物や収蔵された作品の写真も。
同館は92年に閉館しており、今となっては稀有な資料です。
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大胆な柄の筒花生が表紙の②は、沖縄の陶器の特集。
外間正幸氏による沖縄陶芸史の解説と、民藝館所蔵の名作18点の写真を掲載。
沖縄の焼き物が好きな方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
他にも、沖縄工芸に関するバックナンバーが幾つかありますので、どうぞ店頭にてご覧ください。
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