滞在2日目。十份→九份のツアーに参加しました。
ラプンツェルで有名になった十份のランタン祭り、ランタンは観光でいつ行っても揚げられる。ラプンツェルとユージーン似の看板があって笑った。筆で願いごとを書いて記念撮影のあと空に飛ばしました。私は「世界平和」、オット氏は「relax open enjoy(真心ブラザーズの歌詞らしい)」、5歳サンの願い事は「カービィになれますように」って書きました。
九份では九份茶坊でお茶を購入。お値段1600円でお買い得…ではなく1600TWDだったことにを思いだして(※忘れてた)8000円のお茶を買ったことになりヒェェェェェェェェ!!!となるなどしたが、試飲がめちゃくちゃおいしかったのでヨシってことに…いやよくないが?!!8000円?!!
でもまぁこういうのも旅の醍醐味ってことにする。お店の売り子さんが中国語・日本語・英語をペラペラにつかいこなしていて凄かった。試飲もいっぱいさせてくれて商売上手でした。大事に飲みます。
その後、水心月茶坊でお茶とケーキを注文して休憩。ほんのり甘い美味しいお茶をいただきました。なおこっちもお茶とケーキで1670TWD(約8500円)だった。お茶って高いんだね…でも名店でひとときを過ごせて至福でした。
滞在3日目は街歩きデー。小籠包の人気店で朝ご飯を食べて、誠品生活で買い物をしました。誠品生活は日本でいうところのパルコやマルイ的な百貨店で、クリエイターの作品や若者向け衣料品などがたくさんおいてありました。台湾インクがみたくて、ゴネる5歳サンをなんとかなだめすかしつつ、オレンジ系の色のボトルを購入。手持ちのツイスビーにいれて書くのが楽しみです。
午後は昼ごはんをテイクアウトしてホテルで食べつつ休憩&昼寝(※親が)して、夕方から夜市に出かけました。お祭りの屋台が毎日並んでいるような場所で、魯肉飯やカステラや肉麺などがたくさん売られてました。どれも凄く美味しかったです。奥には子供向けの遊び場もあり、5歳サンは魚釣りしました。夜市は18時から開始で近隣店舗は25時まで営業のところもあり、子連れは少ないかな〜と心配してましたが、普通に大勢歩いてました。明るくて歩きやすかったです。
夜市の帰りに豆花を買ってホテルで食べました。ひんやりあっさりしていて美味でした。前日のタピオカもそうだったんですけど、日本と似たような値段で1.3倍位のやつがでてくるのでお腹いっぱいになりました。
台湾びっくり事項箇条書き。
・超バイク社会。時々歩道でも走ってるし道路にはバイク用の待機ゾーンがある。中型で二人乗りしている人が際立つ
・台湾で見つけた日本の店→コメダ珈琲、牛角、サツドラ(サッポロドラッグストア)、ダイソー、セブンイレブン、ファミマ、他にもあった気がするけどたくさんありすぎて忘れた
・「京都鉄板焼き」とか「日本式○○」とか書いてある店も多かった。あと沖縄料理の店と北海道の地名が付いたアイス屋
・ドラッグストアには日本の商品(カイロとかおむつとか)が普通に並んでいるので、乳幼児期の子連れ初海外に台湾はメチャクチャおすすめだとおもった
・山間部の土産売り場では昔懐かしい「アニメキャラのパチモン」を時々見かけたがパチモンのクオリティが高い。「これ、ジブリの公式サイトから画像をDLして無地のトートバックに印刷したやつですよね?」ってやつとか、ちょっと顔がゆがんだピカチュウとか
・すみっコぐらしは台湾でも人気っぽくて、すみっこどころかグローバルだった
・街が綺麗。ゴミが落ちてない。なんならゴミ箱がない
・公園が多い。台北は超都会なのに路地にでかい遊具のある公園があった。遊んだ
・子連れにフレンドリー。電車にのったら誰かが席を代わってくれた。皆、腰を浮かすためスタンバイしていた。ありがとう……
追記
・三越とモスバーガーもあった。マクドよりモスがある
・いたるところに電光掲示板がある。小学校の門にまである。そしてデカい(見やすくて良い)
・名古屋の広報と思われる広告には城と武将のイラストが描かれてたんだけど見たことのない兜をつけたイマジナリー武将だったのが面白かった
・ゆるキャラ風の可愛い公共ポスターが多いが日本みたいな萌え絵は皆無。日本が異常なんだとおもう…
・選挙ポスターと思われるものがでかいビルの壁面広告になっていて政治を身近に感じた
日本より「無駄」が生き残っている感じがした。百貨店のピアノに刺繍のカバーが着せてあったり、バスの窓にレースのカーテンがあったり。また、大通りの建物は新しくてピカピカしているけれど、一本裏通りにはいると、崩れそうなほど古い建物が立ち並んでいて、不思議な雰囲気だった。このへんがレトロとか懐かしいとか言われるゆえんなんだろうな、きっと。
台湾ではどのくらい日本語がありふれたものなのか、どのようなイメージで使われているのか、いつからこれが当たり前なのかわからないけど、台北に限れば日本語文化が本当に身近にあるのだなという感じがした。コンビニや百貨店のサービスも日本に似ていた。
占領の歴史とも何か関係あるのかな。歴史を何も知らないのが身に沁みた。
九份を案内してくれたお兄さんは日本のアニメが好きで日本語を覚えたそうで、鬼滅の煉獄さんの刀風の傘を旗代わりに持って、会話にちょくちょくこち亀ネタを挟み、「ナルトやドラゴンボールが好きだったけどたくさん人が死ぬので推しの子を見たらまた死んだ」としょんぼりしていたのがかわいかったです。そうだね…。
晩御飯は内田真美『私的台湾食記貼』に記載の老舗で斤餅を注文。クレープみたいな生地に具材を巻いて食べました。モチモチでうまい!具も味が濃くておいしい!5歳サンも食べられる味付けでよかったです。