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先日発売された馬伯庸『両京十五日』1巻には鄭和さんがちらっとだけ登場するのですけれども、そのせいか、ここしばらく気づくとついニコニコしてしまったりして、メンタルの底上げ効果がすごい。自分がハマっている史実(もしくは歴史もの)の人物が別の作品に出るだけでこんなに楽しくなるとは思わなかったし、三国志なんか関連作品がすごい量あるから、毎日ハッピーで健康に良いのではないだろうか。それとも作品数が多いと解釈違いとか多くなって、むしろストレスになったりするのかな。
ちなみに(これは別段ネタバレにはならないと思うので書きますが)、作中で鄭和さん「その人となりは忠直耿介」云々と評されていて、「…それは史実に根拠あるの…???出典があるなら教えてください!!!」になっていたところ、少なくとも「忠直」部分の出典は見つけたので、この喜びを共有させてください…!!朱瞻基(宣徳帝)が多分鄭和の7回目(最後)の航海の前に賜った詩、らしいです。『両京十五日』はその数年前が舞台だから厳密には史実の先取りかもだけど、まあ普通に考えて、そういう評価が確立していたんでしょうね。そうでないとあんな大金の動きまくる事業(しかも皇帝の目の届きにくい)をあんな沢山任せないだろうし…
(後でさんざん語るかもしれません)