📙「三宝太監西洋記」、読んだ人みんなに「つまらん」とか「文章が下手すぎる」とかボロクソ言われていて、実際「西遊記」はじめ諸々を臆面もなくパクったりしてはいるので、パクってもアレンジ効かせているだけで「すごいやる気に満ちている!」と感動するし、他の小説に文章コピペされてる旨の論文を読むと「お兄ちゃんになったな…!」と嬉しくなってしまう。
なお、文章は下手というより、「Aが言うとBがこう答えるのでAはこう言い、…」的な全然彫琢してないシンプルな文章を繰り返すことが多いので(人によってはそれを「下手」と言う訳だけど)、中国語初心者の私でも頻出する動詞とテンプレ言い回しを覚えれば何となく筋が追えてしまうメリットもある。美辞麗句ギンギンの文章だったら絶対に読めなかった。