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親父のブログを本にする:その1
父親の米寿の祝いにプレゼントを準備するはずが夏バテしてそれどころではなかったので、苦し紛れに「父が昔書いていたブログを紙の本にする」を贈ることを思いついた。結局お祝い会は甥っ子が熱を出して流れてしまったのだが。
実のところは、そろそろ自分が次の薄い本を出すのでInDesignを1月分購入するついでにやってみよう位の軽い気持ちで、どれぐらいの分量になるかもよくわからなかったので、まずはブログのテキストをScrivener にコピペして字数を数えてみた。大体400字詰原稿用紙で120枚ぐらい。まあまあいい感じの薄い本になるボリュームだ。あとは表記揺れを修正して誤字脱字をチェックすれば…と思ったんだけど。
内容が奥の細道を自転車で踏破した記録なので、RなんとかRかんとかと国道が腐るほど言及されている。校正、これ確認しないとダメだな? 年号とか古典引用も確認しないといけないやつじゃね…? オレ日本史も古文も忘却の彼方だが…?
と今更ながら青ざめている。ほいほい安請け合いする前に気づけ。まあ書いてみたい創作小説のために復習する必要性は薄々感じていたので、この夏は奥の細道読み直して色々調べるか…
といったことを時々書いていくと思います。

親父のブログを本にする:その2
とりあえず英数字の表記揺れを統一。元々のブログは横書きで半角全角入り乱れていたのを、縦書きで全角表記に統一した。アラビア数字が縦に並んでしまってちょっと微妙(というか自分の文章なら漢数字に直す)だが、割とそれが文章のリズムになっているようでもあるので、そのままでもいいのかなと。まだ引用符の表記揺れと多用されているダッシュの取り扱いを整理しかねているが、一旦テキストファイルを吐き出して、Pagesで仮組みしてみる。フォントは何がいいかしらん。見やすさを考慮するとUD系かな…
(自分の薄い本の作業は一休み)

親父のブログを本にする:その3
Pagesの仮組みでゼロ校。直しきれなかった英数字の表記揺れだの、第二弾で直す予定の「――」の表記揺れだのをわんさか発見。とても内容のチェックまでは手が回らぬ。それはそれとして、フォントは、私的な旅行記なので、あまり公的な印象がなく、澄ましているが油断しているといきなり距離を詰めてくる感じに親しげな貂明朝を第一候補とすることにした。
印刷所の候補をいくつか見繕って資料請求していた印刷見本も届く。私家版で部数はほとんど刷らない筈なのと本文に毎ページカラー写真を入れる可能性があるので、ほぼオンデマンド一択だが、オフセットと比べるとどうしても印象がトゲトゲしがちで、うーんどうしたものかなーと唸っている。お盆に帰省する時までに企画書を作って了承を得たいのだけれど…

親父のブログを本にする:その4
金曜日は平日の睡眠不足の影響で昼過ぎまで寝てしまい、起きて2時間ぐらいで慌てて親父のブログを本にする企画書を作成して帰省。さっそく親父に企画のプレゼンをしたところ、1:まえがきのつもりで大昔に書いた文章があるのでそれを入れたい、2:写真は口絵ではなく本文に入れて欲しい、3:乗った自転車の種類と仕様も書いておきたい、などの要望を受け、当該自転車の写真を撮り、当時準備していた地図なども借り出して帰って来た。表記揺れ修正が大変で沈没しているのと、地図をゲットした以上国道の表記などもチェックできることになってしまったので、とりあえずは自分の薄い本を印刷所に送ってから本格的に取り掛かることにする。
いや、安請け合いしたけど、結構大変…

親父のブログを本にする:その5
涼しくなったし、自分のうすい本もとうに完成してしまったので、こちらのプロジェクトを再起動しなければならん気になって来た。新年会で完成品を渡したいけれども、冷静に考えてとても間に合うとは思えない。まずはどこまで進んでいたか確認するところから始めましょうかね、私よ。それからスケジュールの引き直しだ。

🚲親父のブログを本にする:その6

昨日はオンライン作業会テレッテレーの日だったので、去年の夏に、もう20年近く前に父が自転車で奥の細道巡りをした時に書いていたブログをうすい本にしてあげるよと安請け合いしたきり、校正の途中で止まっていた作業に久しぶりに取り組んだ。過去の自分が期待していたほど進めていなくて少し慌てる。横書きから縦書きに直すのに色んな記号を置き換えたり、中途半端な横棒を全角ダーシに置き換えたりする作業なんだけど、とにかく面倒くさい。でも、来週末にはめんどくさ校正も終わる筈なので、またInDesign契約して版組を考える。どうも私のInDesign操作にはまだ再現性がないので、この機会にきちんと基礎から習熟したいところ。

…しかし紙のサンプル眺めていると自分の本も(というか自分の本を)作りたくなって困る。印刷所は、本文にカラー写真がほぼ毎ページ入る仕様などから、ほぼSTARBOOKSさん一択なのだが、まず自分の本作ってみてイメージ掴むとかありかな…?(それ自分の本だけ完成するパターンだからね…)

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