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シャガール展 詩情と愛─8つの版画集より 

シャガールのエッチングやリトグラフを集めた展覧会で
・アラビアンナイト
・バイブル
・出エジプト記
・ダフニスとクロエ
・オデュッセイア
・サーカス
の挿絵が主だった記憶。バイブルはユダヤ教のものだったのでモーゼの描かれ方が常に頭から光が出ているような感じで、カットによってはモーゼにウサ耳生えてるように見えてしまって。出エジプト記はカラーで別に本作ってるので、シャガールが敬虔なユダヤ教徒の家に生まれたのも関係していると思われる力の入れ方でバイブル関係が一番枚数多かった気が。見終わった後ここが一番疲労感ありました。
ダフニスとクロエの解説で、この作品を元にして作ったストーリーに三島由紀夫の潮騒があってびっくり。
ここにしては珍しくアトリウムから撮影不可にしていて、本人の文章や写真も織り交ぜつつシャガールが作り出す世界へ誘おうとする想いを感じる。

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