身代わり忠臣蔵
孝証:兄の代わりに大企業のトップになって社内の構造改革をしていく
大石:会社が急に倒産し、社員の再就職斡旋を頑張る管理職
その2人がお互いの正体を知らないままクラブで意気投合
って構図で見ていくと私の中でしっくりはまると感じた。
大石が吉原に行くの、決算!忠臣蔵でも見たなあw 元ネタ資料は同じものだったりするのかな。
浅野が尾上右近だったので、出番少ないけど所作綺麗だったな。
寛一郎の清水一学も個人的に高評価。
最後に吉良の首をボールのように扱うのはブラックすぎて笑った。本人とっくに亡くなって赤穂の塩でしっかり塩漬けされてるので、首を投げ合っても血が飛ぶ心配はありませんってやかましいわ。
孝証が大石には助かってほしいって思いを何度も出しててその度に、英雄たちの選択で赤穂事件に細川家預かりとなった人達に聞き取りをした堀内伝右衛門や裁定をした綱吉の思惑などを題材にした回(赤穂浪士・最後の49日)を思い出して悲しくなってしまった。あの頃堀内伝右衛門も同じような事思ってた筈なんだよ。でも叶わなかった。
最後の首の投げ合いなど人を選ぶ部分がありますが、基本的にコメディタッチの内容なので予告見て大丈夫と思ったら見ていいと感じました。
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