知らんビエルゴ…………………………
いいジョブだったんだ……クソ忙しくて……毎日ブチギレてて……
真なる占星術師は特に高難易度においては開幕に範囲アーゼマを撒く義務を課せられ、それ以外の占に人権は認められなかった
だからガチャだよもう
アーゼマ引けるまで耐久ガチャですよ
みんなが俺待ちですよ
でもマジで引けなくてもう半泣きで「すみません……アーゼマ全然来ない……」
だが、余裕のなさから生じる胃痛と引き換えにPTのみんなはいつまでも「いいよ〜」と待ってくれた
アーゼマは認められていた
ときに異なる意見を持ったPTメンたちが突如始めた会議によりそれが消え去ったとしても
普通にリアルでもPTチャットでも「範囲アーゼマが消える……!」「あーぜましんじゃう」「範囲アーゼマがああああああ」と奇声を上げた……
自分にとって『運命を切り開く力』って
ここぞというときに必要なカードを引いたとき
そのカードや使い方によって本当にPTの運命が変わったとき
フルパなら残りn%だいけるウオオオオオみんな全火力叩き込めええええええ
みたいなタイミングで範囲化可能な状態でアーゼマドローしたときとか
死体の山でたったひとりヤケクソでサリャクを食い、その瞬間にMPがアセンド可能な量まで増えたときとか
そこからPTを立て直しきったときとか
そういうときに感じるもので……
ゆえに
「占星にランダム性はいらない」
は、
「え……?元来そういうジョブだが……」
になってしまう
漆黒と暁月のランダム性のことならわかる
さらに言えば
「占星は 運命を切り開くジョブなんだから ランダム性はいらない」
という声は……??? ???
漆黒と暁月のランダム性のことならわかる