『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 半分くらいまで読んだ(長文なので畳む)
今年読んだ本の中でいちばん優しい本かも
以前とあるYouTuberが「言語化できないとか言ってる奴は考えることをサボってるだけ」って言ってるのを聞いて、言語化が苦手なわたしはたいそうダメージを受けてしまったけど、
この本は言語化だけが全てじゃないって言ってくれてる
世の中で良いとされているものや風潮に対して、ほんとにそれだけで判断してもいいのか?そう判断することにためらいがもてないか?って考えながら読む本だと思う
すごく好きだと思ったフレーズ↓
"言語化できることなんて、ほんのわずかだ。 言語化するというのは、たとえて言うと、箸でつまめるものだけをつまんでいるようなものだ。 スープのようなものは箸でつまめない。 そういうものは、切り捨ててしまっているのだ。 だから、じつはスープがたっぷり残ってしまっている。 そのスープのほうが気になる人は、「うまくしゃべれない」ということになる。 もちろん、箸でつまめるものをきちんとつまむことも重要だ。 しかし、それだけが素晴らしいわけではない。 スープもおいしいわけだし、むしろそちらのほうがおいしいかもしれないのだから。"
"「ちゃんと言葉にしてくれないとわからない」と相手に不満を抱いたり、逆に「この気持ちは、とても言葉になんかできない」という思いを強く抱いたり。"
"「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」"