同じ県内でも、衆議院の一票の格差是正のための「10増10減」で、福島県では現福島3区を分割して、田村市周辺を現福島2区に、白河市周辺を現福島4区(※西郷村はすでに4区)に編入するという案が出ているが、それが報じられた際の白河の住民の困惑の声がある。
福島県は広大で、山で隔たれているため特に東西方向のつながりは薄いが、会津地方は山間部故千葉県並みの面積に30万人弱しかおらず、単独での選挙区の維持はもはや不可能になっており、こういう話になってしまっている。
会津に縁のある者として、「一票の格差の是正」と「合理化としての定数削減」を両立しようとする今の政治姿勢には断固反対している。合区の話も結局その姿勢から発生したことだ。 [参照]