会津若松のさざえ堂に行ってきた。傾斜を上って下りるだけ。居住性一切無し。建築の本質を鋭く突く、1796年作の異端の堂宇。
白虎隊の悲劇で名高い飯盛山にあり、お目当てはもう一ヶ所「ローマ市寄贈の碑」。
あれ?20年ほど前に訪れた時には解説文の中に「ムッソリーニ」という名前があったような。
でも現在の説明文にも「ファシスタ党章の鉞(まさかり)」とか書いてある。
ついでにすぐ近くには「ドイツ記念碑」というものがあって、敗戦後に連合国から碑文を削られたとの事です。
https://www.gurutto-aizu.com/detail/393/news/news-99758.html
白虎隊伝説がどういう連中によって利用されてきたか、その結果どうなったか、防衛論が賑わっている現在こそ立ち止まって考えるべきではないでしょうか。