韓国・江原道の北側にある襄陽、その地理的条件から朝鮮戦争禍での北側からの避難民も多くいたようで分断固定化で帰郷できなくなった「失郷民(シリャンミン)」の居住があり、その中で咸興出身の人たちが江原道高原地域で産するじゃがいもと東海岸で獲れるカレイを使って咸興冷麺を再現、それが襄陽邑のもうひとつの名物料理になっていると…
https://tour.yangyang.go.kr/pub/yyfood.do
現代韓国での咸興冷麺、ガンギエイ刺身のヤンニョム和えを載せたピビンネンミョン(混ぜ麺)のイメージがあり若干のゲテモノ感もありますが本来はカレイやスケトウダラなど歯応えのある白身魚の刺身を使うもので、同じ江原道東海岸部でも襄陽はそのうち高級なカレイを引き継ぎ、束草は手に入りやすいスケトウダラ(明太/ミョンテ)を使うスタイルと差が出ているいうことだそうで、興味深いですね…