『海月』、村長さんのこだわる「等の処」に野暮な感じと鋭く目が行き届いている感じが共存するまじめな役人気質の人柄が滲み出てた
肖含珠が自分を少し特別扱いしそうになるたびに軽い申し訳なさを覚えるのか「それよりお前のおじいさんに」と親不孝を諫めるのも、血の通う人間らしさを感じられて好き
@machino_y 元ネタの笑府ではそうなんですね…!ふつうなら野暮と腐してしまわれがちなところを役人としての解像度の高さや隅々まで軽んじない誠実さとして描かれているの、素敵だなと思いました
全部書くのは大変だという肖含珠に村長さんが「(代表的な地名を3つほど書いて)あとは等の処としておけばいい」ということを言うシーンも、「等の処」と書く役所仕事上致し方なしでありつつ、そう書く人は決してものぐさではなく「等の処」をきちんと把握し想像力が及んでいる…という描写と相まって良きでした…
久々の新作とても楽しませていただきました✨
@konno_s100 「海月」の感想ありがとうございます。村長さん、元ネタの「笑府」の挿話だと野暮なところが強調されている感じがあったのですが、役人なら「等の処」は気になるポイントだよな…役人としてはちゃんとした人じゃんと気になっていたので、役人気質描写はがんばりました。ちゃんと滲み出ていて嬉しいです。書く前はもうちょっと昼行灯になるかと思ったけど、書き終わってみるとけっこうまじめな人でしたね…