歴史上の記録に残る人をモチーフにするという制約の中で男女比を均等にしようとすると、知名度めちゃくちゃ低い人とか有名な誰かの奥さんとか娘とかを出すしかなくなってくるとこはあるから、その分オリジナル要素が増えてくるところはあるよな
水都百景録(江南百景图)は、そこのオリジナリティにかなり重点を置いていて、丁寧に資料に当たって当時の社会構造の問題を反映した上で、現代の女性(や功労が表に出にくい立場にある人)へのエールになるキャラクターにしてあると感じる
ついったではあんまりこういう言い方はしないけど、思想が強くて良いゲームだと思います
穆桂英をゲームキャラクターにするにあたり、バッチバチに強くて激しい女戦士ではなく「非常に才能があり腕が立つので、将軍という職についている女性」くらいのフラットさで描いてるのもとても好きでな…
等身大な弱さを描きつつも「男勝りな将軍だけど実は可愛いものが好きだよ」みたいなテンプレギャップ入れ込んでこないのもいいし、宗保さんへの恋愛感情が弱点(転じて萌え要素)みたいに扱われず桂英さん自身の自由な感情として描かれてるのも好きだ……桂英さん……すてきだ……(突然のオタク自我)
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(これは桂英さんが可愛いもの好きだったらイヤという話ではもちろんなく、もし桂英さんが可愛いものを好もうとそれをわざわざキャラクター性の中核に持ってきて他を押しのけてまで殊更に言い立てなくてええやん？という話
桂英さんが可愛いもの買ってても「わ…ァ…可愛いの買ってる 
」(推しの新情報happy)って感じでOKなのよ)
