映画『屋根裏のラジャー』感想メモ
予告を見た時「綺麗すぎて私は楽しめなさそう」と思っていたけど、そんなことはなかった。母親(というポジションではあるけど1人の女性)のリジーがいてくれたおかげかも。ちゃんと楽しめた。
ただ、イマジナリの世界で遊ぶシーンは「大人の考えた子どもの想像力」という感じが否めず、子どもの頃に親が買ってきてくれたおもちゃを見て内心「うーん」と思いながらありがとうを言うときの気持ちを思い出してしまった……。
(忘れてしまっているだけかもしれないけど、私は空想をする時、そこに自分はいないのが普通だったので、そういうタイプの違いもあるかも。)
ちなみにトットちゃんにも子どもの想像の世界がアニメーションで入っていたけど、あれはすごかった。本当に体があー!って思い出したので。
あとこれは本当にどうしようもないけどもったいなかったな〜と思うのが、絵柄がジブリに似ているので、どうしても無意識にアニメーションのクオリティを比べて物足りなさを感じてしまった……。ひきこまれる作画、迫力あるアニメーション、大小驚きに溢れた音響、スタジオジブリってやっぱり凄いんだなと再認識。
とはいえ見てて疲れたり飽きたりすることは全くなかったから、作るのはすごく上手いんだろうなと感じた…!これからもがんばってほしい。