「釜ヶ崎と福音」読んでいた
おすすめありがとうございます。社会構造の中で「小さくされた」人たちと自分は社会はどう向き合うべきか、という本で、10年前の本なんだと思ったら20年前でびっくりしたけど今も続くことだよね…。なので、めちゃくちゃ目新しいわけではないけど、聖書の言葉や本田神父の体験を交えて語られていて良かった
「疲れた者、重荷を負うものは私のもとへきなさい。休ませてあげよう」の聖書の言葉はよく聞いたけど、イエスもまた(生まれや仕事で差別され)抑圧されていて身を持って苦痛を知る仲間なのだから共感し連帯するのニュアンスだとあったのもよかった。(ただ自分の軛と荷が軽いから一緒に背負いましょうだと思っていてすみません……)
一時しのぎの手出しではなく本当の望みを叶えるために行動でもって連帯を示すことの重要さを繰り返し書かれると共に、相手の立場に立てると思うなということも繰り返されていて、本当にそう…と自省したりもした…