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バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』

たぶん世界一有名な投資の教科書。50年間に渡って版を重ねただけあって、わかりやすさ、有用さで右に出るものはないだろう。アメリカ特有の税制や年金制度の話は読み飛ばしてよい。

最新の理論を全部カバーできている訳ではないだろうが(それでもESG投資やスマートベータの話は取り上げられている)、誇張なしに99.9%の人にとっては本書の内容で必要十分だと思われる。どうしても興味があって知りたいのであれば自分で元論文を読めばいい。

意外なのは、これだけ有名な本でもアメリカでの累計販売部数が200万部しかないということ。エッセンスは明確だから立ち読みでも理解できるのが原因か……。


bookplus.nikkei.com/atcl/catal

意外と反応が多いのですが、みなさん見かけによらず投資に興味をお持ちなのでしょうか。

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