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板橋拓己『分断の克服』
ドイツ統一の過程で西ドイツのゲンシャー外相が果たした役割を分析したもの。序章で研究史や本書の位置づけを明確に記している段階でまず素晴らしく、その後の内容も当然ながら面白い。

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「ベルリンの壁って東西ドイツ間に建てられていたものじゃないの?」「ゴルバチョフって誰?」くらいの知識レベルだとさすがに読めないと思われるので、そこはご注意を。

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