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全幕バレエを生で観る楽しさを知ってしまい、色んなバレエ団のメンバーがぎゃっと集まってワッとやるガラ公演はやっぱりあくまで夏祭りだな…と思っちゃった。贅沢な感想だ。それだけに今回のローズアダージョみたいなお祭り演目はより特別感あって良い。あと新作は観客ほぼ全員が内容を知らないから客席に緊張感があって良い空気だった。

でもこれを観なければNYCBが踊るバランシンを生で観る機会なかったかも知れないので、そういう出会いの場であるのも間違いない

あんまり元取れたとかの言い方はあれたけど、今回のハイライトはNYCB組のバランシン2本、お祭りローズアダージョ、ネラ・ウィリアムのグランパクラシック。おまけで大地くんのアリ。

一番楽しみだったウィリアムの薔薇の精は実はあんまり好みに合わず……だいぶ短くされてた(と思う)のと、なんか想像と全然違って衣装似合ってなかったのと(ベージュすぎたのと頭のボリューム?)、あと踊りの感じはなんだろう…ウィリアムの体格の大きさ(長さ)と踊りの雰囲気がちょっとチグハグに見えたような……ううーん

NYCBのダンサーによるバランシンってほんとに他のカンパニーとぜんぜん違いますよね。身体が違うし、スピードや音の取り方とか毎回驚きます。

バランシン作品の音の取り方の厳密さ(実は音にピッタリではなく少しずらす必要があるとか)の話を前にどこかで聞いたことがあるんですが、そういったことを全部preciseにやってるんだな!というのが感じられました。動きのキレも素晴らしく…見られて本当に良かったです。

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