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自分も何人かの編集さんと付き合いがあったけど、本当に人それぞれで、悪い言い方をすれば当たり外れが激しい。
ある作家の事を考えてくれた人が、別の作家に対しては冷たかったりと、よく分からない実情も目にした。
ただ、編集氏はフリーで無い以上、会社に勤めている身分なので、編集長や社の方針には逆らえない。
雑誌編集なら、「この雑誌のカラーや編集長の好みに合う『駒』は誰か」を探して当てはめて雑誌を作るのが編集の仕事であって、
カラーや好みに合うように「駒」を育てていくよりも、代わりの「駒」を探す方が手っ取り早い。
雑誌も永遠に続くわけではないから、「その時揃えられる駒を揃える」やり方は仕事として合理的でもある。
1人の作家にこだわる事が編集の出世につながるのかどうかは、会社の人にしか分からないだろうし、作家側が考えるべき事では無いように思う。
長く付き合えば作家と編集の間に情が芽生える事はあるだろうけど、あくまで仕事の関係に過ぎない。
編集が、要らない「駒」を捨てるように、
作家も、自分に利点の無い編集とはサクッと別れるべきだと思う。 [参照]