差し伸べられた手をつかむことができるのかは本人のプライド次第、とは言いきれないけれど、(特に男性の場合)プライドが邪魔して差し伸べられたら手を払う場合が多そう。自分とて無駄にプライドを持ち合わせてるので、差し伸べられた手をつかめるのかわからなかったりする。
差し伸べられた手をつかむことを躊躇したり払わせたりするプライドというのは、男性の場合は「甲斐性がなければ男として恥」という規範(めいたもの)があるせいだと思うが、それで男性中心主義とか家父長制が維持されて、女性だけでなく大なり小なりの貧困や困窮に苦しむ男性が、助けを呼べなかったり助け舟を突っ返したりするようなことになるのなら、そんなものは捨ててしまえ、と思うし、それが捨てられないような社会にしていくのがよい、とは思う。
んじゃどうすりゃいいのか、は今のところわからないけれど。