間違ってる可能性があるのを重々承知で言うけれど、フードファディズム、というか特定の食物が悪玉にされるような話半分がはびこる原因の一つって、体にいいものは嫌いでもまずくても我慢して食うべし、という「良薬は口に苦し」的な風潮な気はするのよな。そうやってもともと嫌いなのにもっと嫌いにさせられたものが「実は悪者です」ってなるとやっぱり飛びついちゃうのが人ってもんだし。
健康増進や体作りに大事なものを食べられないのなら、無理して食べさせずに代理になる、かつその人がおいしく食べられるものを食べさせればいいじゃない。そも、食べ物は薬と(かぶるところはもちろんありつつ基本は)違うから、おいしいもん食べるのが基本でいいじゃない。牛乳やヨーグルトをなぜ摂るのかって?体にいいのはあるけど、それがおいしいから。で、いいじゃない。