「戦略級魔法少女」という言葉は初めて知ったんだが、読めば読むほど「アニメアサルトリリィBOUQUET」のことを思い出さざるをえなかった。ある敵性生物と闘う「リリィ」(端的に言うと魔法少女)の話なんだが、物語の中である登場人物が「敵性生物が世界を脅かしているから世界はひとつにまとまっているが、敵性生物との闘いが終わった後は、国家が国家同士との争いの走狗として私たちを使うかもしれない」という危惧をしたり、実際に国家がリリィを戦力としてしか見ていない、みたいな描写もある。
https://riq0h.jp/2023/10/16/203735/
「アサルトリリィBOUQUET」自体はリリィ(魔法少女)たちの視点から描いているので、リリィたちを戦力としてしか見ていない国家権力に対しては相当胸糞悪い描き方になってるし、リリィたちをちゃんと人として扱い守る「大人」たちもいて、わりと安心できた印象。