「ジェンダーは票にならないから前に打ち出すべきでない」たぐいの発言もたぶん2種類あるんだろうと思ってる。
「ジェンダーは票にならないから前に打ち出さずに選挙戦を戦い、勢力を少しでも延ばした上で大いに推進しよう」と
「ジェンダーは票にならないから前に打ち出すべきじゃないし、推進もしなくていい。票につながんないんだから」と。
前者はわからないこともない、というよりジェンダー平等に関してじゃなくても似たことは僕自身も何度も思ったことあるし発言したこともあると思う。
ただここ2年ばかりよく目にしてきたのは明らかに後者の含みを感じさせるそれなんだよな。
目先の票読みしか頭にないのかと思うし、次の次の次の選挙戦あたりまで考慮したときにその党や候補者の信頼という資産の変動をどう考えてるんだろうと思う。
信頼は理念と実行(と、その実態を踏まえたPR)からしか生まれてこないのにね。