「松本人志だけは天才」と言ってる新入社員が仕事先にいて周りもその話題に全然引いたとこ見せないし、入社体験に来てた中にも笑顔で松本人志が大好きで～って言ってたのがいた。
ああいう凡庸な悪の煮凝りみたいな笑いをよしとしてしまう価値観は世代を越えて日本に根づいていて、どうにもならないもんなんだろうと思ってる。
関西ベースの会社なのも一因かもしれないけど。

松本人志にも人間だった時期というのは多分あって、なんとなく憶えてるよ。とっさの切り返しで笑わせるみたいなセンスはたしかに高いように思った、当時は。
思うに映画作れば文化人になれる気がして、蓄えた富をじゃんじゃん流し込んだけど、ヘタクソでさほど褒められず文化人枠になり切れなかったあたりからコンプレックス爆発して本格的におかしな人になったんじゃないかな。笑
その流れでお笑いのセンスも鈍ってったものと想像してる。

痛々しい人間だとは思うけどそれで加害が許されるわけではないからねえ。
相方の浜田雅功はじめ、個人的なつながりで彼を甘やかしている人らもいい加減にしてほしいけど、たぶん無理なんだろうな。そうとなると、もはやお笑い全般を否定したくなってしまう人も多くなるのは必然だろう。
僕はもともと内村光良派なのでお笑い全般のことは憎まずに済んでるけど。（コソ）