今日は太宰府に行ってきた。もっとも自分は左翼なので神社に参りに行ったわけではない。目的は九州国立博物館。期間限定で中国や朝鮮半島の陶磁についての展示が行われていたから。かなり満足だったが一つモヤモヤが残った。それは、これらの陶磁が日本に来た経緯についての説明がほぼ無かったこと。この中には当然、略奪や買い占めによって日本に持ち込まれたものが幾つもあるだろう。

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日本の博物館が日本の加害の歴史について触れることは滅多に無い。ウポポイですらアイヌに対しての差別や迫害について全く触れていない。仮にそういった展示を行いたい所があったとしも、「反日」というレッテルを貼られることや、補助金の削減・廃止を恐れているということもあるぼだろう。消極的ではあるものの学術機関が歴史修正主義に加担してしまっているわけだ。日本の未来は益々暗いと言わざるを得ない。

佐倉(千葉)の国立歴史民俗博物館には、いちおうそのような展示があります(北海道の地名のほとんどがアイヌ由来であることを示すパネル、水平社の旗、「差別戒名」が刻まれた墓のレプリカなど)。

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