「私達もファシズムの被害者」ロジックは、冷戦下とっとと敗戦国を自分達の陣営に取り込みたい連合国により、ドイツでも下部の加害者の責任をうやむやにした
で、首謀者連中を裁判に掛けて死刑を含む刑を課して手打ちとした
(イスラエル向けには、生きてる被害者分の賠償を行った)
被害者側としては、不充分としても自分を納得させた人もいれば(レーヴィとか)、憤激した人もいた(アメリーとか)
少なくとも敗戦当時の加害者達の多くは、これで免責されたとほっかむりをしたと思われる
ただ、日本と大きく違うとこは、連合国の意志とはいえ首謀者の殆ど(逃げた奴はいるが)を処刑したこと
日本は首謀者のヘッドを傀儡として免罪してしまった
イランのパフレヴィーだっけ、みたいに我ら欧米とその他、の差だったのかも知れないが

で、現在のドイツと日本で一番大きな違いは、賠償ももちろんあるんだけど、「加害のメモリアル」の有無
だと思うのよ
それぞれ被害者になった側面はあるんだけど(ドレスデン爆撃とか東京大空襲とかね)、日本国内のあちこちに加害のメモリアルがあるかっつったら、ある?
ドイツも絶えず右派保守派がわいわいやってたけど、加害のメモリアルは(毀損されることはあっても)国内にあって、教育もされる
反面日本は国内のメモリアルは(仮に)あっても存在は広く知られてはおらず、被害のメモリアルばかり沢山あって、挙げ句は被害国にまで自分たちの被害のメモリアルを建ててるわけで…

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絶えず学ばれる自国の加害行為、の有無は大きいと思う
アメリカとかもやってねーじゃねえか、と言う手合いはいるかもだけど、泥棒が「待った隣の奴も泥棒だ」と言えば免責されるかっちゃ、んな訳ねーので

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